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鉄道開通の歌

作詞 : 渋川玄耳 / 改詞 : 渋谷敦 / 歌 : ザラストロ合唱団

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「肥薩線開通の歌」は、1908年(明治41年)の肥薩線開通(川線)を記念して 初代の小出政喜=小出新聞販売所・通信所(小出忠紹の祖父)が、朝日新聞社を通じて 渋川玄耳氏(しぶかわげんじ)に作詞を依頼したものです。

渋川玄耳氏は、明治31年第六師団法官理事試補として熊本に赴任しました。熊本には俳句結社 「紫溟吟社」があり、旧制五校の教授で夏目漱石が主宰・指導していました。
玄耳と漱石の縁は同会への参加に始まりました。
玄耳は仕事のかたわら結社発展に尽力すると同時に短歌の会も主宰していました。
祖父・小出政喜は、渋川玄耳氏に短歌を指導してもらっていました。

渋川玄耳氏は俳人、歌人でありジャーナリストである。
ペンネームは藪野椋十(やぶの むくじゅう)。朝日新聞の社会部長を歴任。
(書道雑話15 「梧竹論」より)

メロディーは、鉄道唱歌です。
改詞(現代語)は、人吉球磨の郷土史家・渋谷敦先生にお願いしました。
昨年平成21年の「犬童球渓顕彰音楽祭」において、人吉市で最も歴史がある 「ザラストロ合唱団」に協力を求め、100年ぶりに現代に蘇りました。 人吉市民の皆様に披露することができました。感謝でいっぱいです。


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