相良700年の文化財群が文化庁の「日本遺産」に認定されました。人吉球磨全域が対象となっています
特に鎌倉時代から明治維新まで相良氏に統治されたことが、独特の文化を育んできた要因。全国に誇っていい遺産でしょう
青井阿蘇神社を筆頭に上球磨でも青蓮寺、城泉寺などに代表される寺社群が遺産の核になるのは疑いのないところですね
このほかにも球磨焼酎に代表される独特の食文化、臼太鼓踊りなどの伝統芸能も今回指定された遺産を構成する大切な要素に違いありません
これらの遺産をどのように活用、全国に発信したらいいか検討するため、設立協議会が今月末開かれることも報じられていました。話し合いで新たな魅力が発掘されてくるかも注目したいところ
そうそう、人吉球磨には独特の方言も残っていますね。よそではあまり聞くことのない「もぞか」や「だんだんな」など、改めて大切にしたいものです。(X)