槻木御大師堂
多良木町下槻木にある御大師堂の「木造弘法大師坐像」はヒノキの一木造で像高56cmの大師像で各部の均整が整い、面相に気品があります。右手の持ち物の鈷と左手の数珠は失われています。台座墨書によると、応永19年(1412)仏師秀泉の作で、大願主は頼仙である。彫刻年代が明確で、高僧の相を写実的に再現した代表的な作です。
多良木町下槻木にある御大師堂の「木造弘法大師坐像」はヒノキの一木造で像高56cmの大師像で各部の均整が整い、面相に気品があります。右手の持ち物の鈷と左手の数珠は失われています。台座墨書によると、応永19年(1412)仏師秀泉の作で、大願主は頼仙である。彫刻年代が明確で、高僧の相を写実的に再現した代表的な作です。