~さらっと新聞を読んだ一日~
青森からのお客さんもあり、大人数の賑やかな餅つきを終え、おせち料理を囲みながら新年を迎えた。それから6日、家族もそれぞれ自宅に帰り、3人の生活が始まった。
今日は、早朝からストーブ用の薪を作り、バドミントン仲間の中原歯科医院(中原先生)で定期検診と治療を受け、西米良に向かった。西米良では明和3年に連判騒動で引責した忠吉の墓参りと、古川教育長から川北忠吉や菊池氏についての話を伺い、菊池記念館で資料を見学して自宅へ帰宅した。夕食後、小田和正の“ラブ・ストーリーは突然に”「あの日、あの時、あの場所で君に会えなかったら、僕等はいつまでも、見知らぬ二人のまま・・・」を聴きながら、前日の新聞をさらっと読んだ。その中の、年始インタビュー加山雄三【若大将80歳 音楽は親友~感謝の心で今を心強く】の記事で、「自らを生かす人との出会いには、法則がある。『ポジティブな人の周りにはポジティブな人が寄ってきて、ポジティブな仕事ができる。僕は明るい方が好きでね』。また、前向きな理由は、『昔の人の言葉をよく考えて味わうのが大好き』。『一番尊いことは人のために奉仕し、決して恩に着せないこと』。『享楽からは失うことが多く、苦しみからは得ることが多い』。テレビを見ていても、心に触れた言葉はすべて書き取る。『自分のアンテナを広げていれば、心に引っかかる何かがある。全てが学びになる。人が本当に困った時、天は愛の手を差し伸べてくれる気がしてならない。それをつかむのも、つかみ損ねるのも自分。チャンスを逃さないように常に心していなければと思います』」と語られた内容が心に残った。明日は、心に残った言葉を思い浮かべながら、加山雄三の「君といつまでも」「お嫁においで」「海その愛」をレコードで聴くことにした。そうこう考えていると、「明日、青森に帰ります。餅つき楽しかったです。」との電話が宮崎の子どもの所からあった。そんな一日だった。