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「全国都道府県対抗中学大会で得た収穫と課題」 橋本麗司さん(15)あさぎり町岡原

完成度上げ『頂』狙う

昨年12月に行われた、第31回全国都道府県対抗中学バレーボール大会に出場した、橋本麗司さん(あさぎり中3年)が、全国大会を経験し高校での活躍を誓った。

小6よりあさぎりジュニアでバレーボールを始めた橋本さん。現在、身長172センチと決して大きいとはいえないが、持ち前の高い運動能力や判断力の良さを評価され、熊本県選抜に抜擢。一昨年優勝の熊本県チーム2連覇を期待された。結果は決勝リーグ敗退となったが、「全国で得た収穫は大きかった。高校でもやっていける」と手ごたえを口にした。フィジカル差がある大きい相手がズラリと並ぶ全国の猛者相手でも「必ず弱い部分
があるはず。そこを探す」と焦りは感じていない。高さとパワーに勝る相手に対し「スピードと観察する目を養ってきた」と迷いはなかった。関係者も将来への期待を寄せる有能な選手。「守備も良いしスピードもある。何よりも観察能力に長けている」と折り紙付きだ。

中学卒業後は強豪校への進学を予定。「高校では更に完成度を上げて全国の頂点を狙う」と話し「全国で経験した事を今の練習に活かしている」と準備に余念がない。

「一つ一つの技のクォリティーを上げていければ全国に追いつける」と動じない精神力も魅力の一つだ。強力な武器となる『スピード』・『守備力』・『目』ここで差をつけられれば頂も見えてくる。頼もしい選手が育ってきた。今後の活躍を大いに期待し、是非とも春高バレーのセンターコートに立つ橋本さんを見てみたい。

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