東光寺は、文応元年(1260)に相良頼氏が再興したとされ、現在は薬師堂として残っています。堂内に薬師三尊が安置され、主尊である薬師如来坐像は、平安時代末期の仏像で、銘文によれば秘仏とされていて、天正九年に相良義陽による修補がされています。脇侍の日光菩薩像(向かって右)と月光菩薩像(左)は、鎌倉時代末期と推定されます。他に南北朝時代の十二神将立像12体、神像2体、元は二宮大明神(場所不明)に奉納されていた鰐口などがあります。
東光寺は、文応元年(1260)に相良頼氏が再興したとされ、現在は薬師堂として残っています。堂内に薬師三尊が安置され、主尊である薬師如来坐像は、平安時代末期の仏像で、銘文によれば秘仏とされていて、天正九年に相良義陽による修補がされています。脇侍の日光菩薩像(向かって右)と月光菩薩像(左)は、鎌倉時代末期と推定されます。他に南北朝時代の十二神将立像12体、神像2体、元は二宮大明神(場所不明)に奉納されていた鰐口などがあります。