◆県民が恐怖のどん底に突き落とされた熊本地震から2年が経過。観光のシンボル・熊本城大天守の瓦やしっくいを保護していた白い覆いも、このほど撤去されました◆2年以内には復旧のようすを間近で見られるよう急ピッチで作業が進む一方、石垣や櫓、楼門などが後回しにされている感じが気になります◆634億円と見込まれた費用もさることながら、専門的な石工さん、大工さん不足が如実に表われているのでしょう
◆5日には霧島連山新燃岳で爆発的な噴火。上空5千メートルまで噴煙が達したとか。後を追うように大陸から黄砂飛来も報じられました◆これら大気を汚染する物質が、人吉・球磨の農業や日々の暮らしになるべく影響せずにすむよう祈りたいもの◆満開の桜もびっくりする寒波の流れ込みもありました。日本列島は気候変動や自然災害と共生を強いられるのを改めて痛感する昨今ですね。(X)