◆３月スタートとともに97年の歴史を持つ多良木高校で最後の卒業式と閉校式が行われました◆熊日本紙の特集でも大きく紹介されましたけれどまさに地域とともに歴史と伝統を築き上げ、愛され続けてきたと評価したいですね◆卒業生１万９１２７人、一番多かった年は在校生が千人を超え、水上分校が開かれた時期も。全国的な地方の過疎化が近年進んだ影響は同高も直撃、今回、証書を受けた67人が文字通り最後の仲間となりました◆とかくスポーツの話題が中心になりがちでしたけれど、地元に親しまれ愛された存在だったのは改めて申すまでもありません◆いささか手前味噌になりますが先月下旬の球磨んタイムズで報じた光台寺保育園児製作の松ぼっくりのおひな様、月をイメ
ージした門松利用の飾りにも同高との強いつながりが…。寂しさは拭えませんが、幕を下ろす歴史に心から「ありがとう」。（Ｘ）
