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暖談なぁ~58

◆令和で初の正月、熊日本紙元日号ローカル面トップ記事に、オオッと声を上げられた方も多かったことでしょう◆多良木町槻木が紹介されています。宮崎県小林市と県境を接するここは、人口110人。“超”がつく限界集落との表現もオーバーと言えない地域です◆閉鎖されていた小学校校舎で昨年春から月に2回開かれているのが「希望いきいき学校」。寝たきりにならぬようにと介護体操をしたり頭の老化を防ぐ意味で音楽や書道を楽しんでおられます◆高齢になればなるほど何事もおっくうになり、つい引きこもりがちになってしまうもの。そんな人を少しでも助けたいと、1人暮らしの方に目配りし、診療所などへの送迎を担当する支援員の存在がキラリと光ります◆県内ほとんどの自治体が人口減に直面している中、住民の力で再出発する槻木の試み。学校名そのもの、大きい希望と言えますね。(X)

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