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新聞記事を楽しむ24

~「米百俵の精神」で志を持つ高校生を育てる ~

3月8日の熊日新聞記事に【高校生!社会とつながろう】と「人吉高校3年生が、人吉球磨の高校生と社会をつなぐことを目的にした一般社団法人『よのなかLABO』を設立した。大学生や社会人と交流するイベント(県議との意見交換や伝承遊びの講習会など)を通じて、高校生に視野を広げてもらう」。きっかけとなったのは、「高校2年生の11月、東京で開催された高校生対象の全国サミットに参加して『地域づくりや政治に関心を持った同世代と出合い、自分たちももっと社会とつながりを持たなくてはいけないと感じたから』。4月から東京の大学へ進学するが、夏休みなど利用して人吉球磨で活動する計画」と紹介されていた。

また、2月24日の熊日新聞記事で、同じく全国サミットに選抜され参加した、南稜高校の3年生も【農業の先生に】と「今春、大学に進み多くの経験をして成長し、農業の教員になって強い思いを持った人材を育てたい。また、私も人にチャンスを与えられる人間になりたい」と志が紹介されていた。さっそく本人に、サミット参加について質問してみると、「驚いた。研究テーマを話し合い、そのテーマの解決策を考え、まとめ発表する研修だったが、みんな『より良い日本に』とか『地域・人のために活躍したい』など、『日本』や『人のため』とかをきちんと意識して提案していた。半数は英会話ができ海外研修の経験があり博識だった。自らの浅識に恥ずかしい思いをした」と話してくれた。

また、サミット要項には「自らの手で社会をより良い場にしたいと志を持つ人材候補を日本全国から選抜し、年間を通じて開催される国内外での人材育成プログラムへの参加の機会を提供し、参加する仲間との対話や、各界で活躍するリーダーたちとの交流の場を通じ、視野を広げ、共感する力を育て、それぞれの形で社会に力を添える人材の輩出を狙うプログラム。」と目的が述べられていた。記事から、育てる「米百俵の精神」に気づいた。

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