◆熊本地震被災のシンボルともいえる熊本城。本格的な復旧工事が始まっています◆屋根瓦がしゃちほこもろとも滑落、その跡に草が生えた大天守の姿を覚えておられる方も多いでしょう。そこに組まれた足場で作業する人たちが天守の大きさを逆に印象づけます◆天空に突き出たクレーンは、さながら生き物の角を彷彿とさせます。加藤神社から見ると、大小の天守はぐっと近づき迫力満点です
◆国の重要文化財である宇土櫓は、外から見る限りあまり被害がなさそうに思えますが、床をガムテープの芯が転がるシーンをテレビで見られた方も多いのでは?外見ではわからない傾斜などがあるのでしょう◆熊本市の調査では本格的復旧に20年かかるとか。ただ、天守閣に限れば2年ぐらいで、しかも一部の作業は見学できるようになるとも。機会があれば、しっかり目に焼き付けておきたいですね。(X)