◆夏の甲子園の夢は実現しなかったものの、県予選の多良木高校の活躍は見事でした◆準々決勝で文徳に敗退しましたけれど、２回戦はシード校の専大玉名を延長で制し、３回戦の八代東にも、８回に逆転勝ちするなど快進撃◆特に３回戦は７回まで２－５と敗色さえ漂いはじめたところに一挙５点を奪ってひっくり返したわけですから、ひときわ感動します。四球や三塁打が効果的だったようです
◆この試合のスコアカードによると、多良木の８安打に対し、倍近い１５安打を浴びています。長打も三塁打は双方１本ずつ、二塁打は相手方３本、こちらはゼロ。失策も１つずつ。数字の上ではどう見ても劣勢としか言いようがありません◆それでも勝てたのは、ナインのすばらしい結束力、最後まであきらめなかったひたむきさの賜物。今の２年生だけで結成される来年のチーム、最後に花が咲くよう応援しましょう。（Ｘ）