~SNSと心の言葉の両立~
6月10日、教科「社会と情報」、単元「情報社会と情報モラル」の授業の準備を終えた。「校門で『さようなら。また明日ね』と言えば、次の日まで一旦途切れていた関係が、SNSの提供で、学校を離れても友達との人間関係が続いている」ことを前提とした。そして、「SNSサービスの登場に伴う変化、特にリスクを整理して、その対策として過去に産業革命が起きた時、人々は迷いながら言葉を紡ぐ『人権』を発見した」この過程をまとめた。
教材は、「インターネットの歴史」2枚、6月5日の熊日新聞記事、「アイチューンズを分割、アップル新OS音楽、動画機能別に」とコラム射的の記事、「言葉を紡ぐ、生まれる力」両面1枚を準備した。
「インターネットの歴史」は、1960年のインターネットの前進ARPANET、1983年のTCP/IP切り替え、1985年のNSFNETへ移行、1988年アメリカで商用インターネットの開始、1996年のインターネット元年、2002年から2005年のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の提供、2004年のWEB2,0の提唱、2014年のスマートフォーン元年をまとめた。特に、SNSの提供,WEB2,0の提唱で、固定された送り手から受け手の一方的から、流動化し誰でも自由に情報を発信できるようになったことを強調した。
また、新聞記事、「アイチューンズを分割」では、「アイフォーン販売が頭打ちになる中、アップル社は『アップルストア』などのサービス事業を強化する。そのため、パソコン『Mac(マック)』向けの新しいOSには『iTunes(アイチューンズ)』を搭載せず個別アプリで利用する」を紹介。企業の考え方を強調した。
コラム射的の記事、「言葉を紡ぐ、生まれる力」からは、「俳句は『弱者の文学』である。弱者が発信する、あるいは弱者を思って発信する文学である。大きな世界を詠み、訴えることで社会とつながることができる。それが俳句の力である」を紹介。魂や心の入った言葉の表現の大切さ強調した。SNSストレスの解消にと思ったりもした。