◆早いものですね、令和最初の歳末となりました。1年を振り返ると奥球磨にとって忘れられない大きかったニュースは多良木高校の閉校でしょうか◆大正、昭和、平成と地域と共に歩んだ97年。いろんな世界で活躍する多くの人材を輩出したものの、過疎化、少子高齢化などの影響が、奥球磨にはことさら大きな荒波となって押し寄せたといえそうですね◆閉校という言葉にはマイナスイメージが付きまとう感じ。でも、そうしたものを吹っ飛ばすような新たな息吹も生まれています。えびす祭り伝統の神輿を、後輩の多良木中学生がきっちり引き継いだ話など好例。これからも若い力に期待しましょう◆球磨んタイムズの理念は、タイトルに掲げている通り「地域と読者の架橋」です。令和2年も皆様のお役に立てるよう心がけます。熊日本紙ともども、ご支援をよろしくお願いいたします。どうぞ、いいお年を。(X)