◆球磨焼酎の販路が世界に広がるかも、と思わせるうれしいニュースが、先月下旬の熊日や全国紙で報じられました◆国税庁が3年前から海外の専門家を招いて日本の酒をPRしている一環で、今回初めて焼酎や泡盛を対象としたもの。県内では湯前町の豊永酒造を、米、英、カナダのバーテンダーやライター7人が訪問◆500年に及ぶ焼酎の歴史やコウジから育てる工程、温度管理の苦心、さらには巨大なタンクの構造や蒸留器の材質まで、専門家らしい視点で質問を繰り出したとか◆人吉球磨では一般にお湯割りで楽しむ焼酎をストレートで試飲した一行は「フルーティーな味わい」「クリーンでピュア」「軽くてエレガント」などと評価したそうです◆海外旅行の土産話に「ロンドンのパブで球磨焼酎がベースのカルテルが出たよ」なんて、ごく普通に出る時代がそこまで来てるかもしれませんね。(X)